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絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ ブログトップ
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東京家政大学博物館で手ぬぐい [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

昨日、東京家政大学にて ワヤンのイベントありました。

日本ワヤン協会による実演と、ランバンサリによるガムラン演奏。
演目は福音館書店で作った絵本のお話と同じ「スマントリ、スコスロノ兄弟の物語」。

東京家政大学の博物館には、日本ワヤン協会の松本亮さんの
ワヤン・クリなどの個人コレクションが寄贈されており、
その関係でワヤンのイベントなどあります。
常設展でもそのコレクションの一部を見ることができます。

2012.09.29.01.jpg

知ってました??
博物館には、特製スタンプカードがあること!
なんと企画展や常設展示。講演会などに行くとスタンプを押してもらえ、
4つ集めると、手ぬぐいがいただけるのです。

2012.09.29.02.jpg

↑カルノとアルジュノの人形が、動いてる感じにデザインされてます。道化いるよ!

スタンプカードの有効期限は2014年3月まで。
現在はワヤンのてぬぐいか、もう一つの手ぬぐいか、どちらか一つ選べるみたい。

東京家政大学 博物館のサイト
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/kikaku.html


10/20( 15:00~)に、ワヤン協会の松本亮さんが、ワヤンや舞踏を中心に、インドネシアの文化についてお話されるそう。これと、常設展示をみれば、スタンプは2個〜。


もちろんスタンプカードを無くしちゃったり、わすれちゃったら、最初からみたい。。。。
博物館の展示で見に行きたいものがあったら、
とてもラッキーだと思う。
展示を見て楽しめるし、そのうえ手ぬぐいもらえるし!

またスタンプ集めていただけるものは、
オリジナルグッズと書かれているで、
『手ぬぐい』なくなったら、他のものになるんじゃないかしら、、、。
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スマントリとスコスロノのワヤン公演あるよ! [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

今週の土曜日、日暮里にて日本ワヤン協会の公演あります。
wayang.jpg
今回は“スマントリとスコスロノ”と、創作『天人の羽衣』の2本立て。
(スコスロノが死んじゃう所までの前半部分。)

絵本「スマントリとスコスロノ」(福音館書店)は、
なんと、この上演の音源が元。

絵本の監修/松本亮さんがワヤンのダラン、キ・スティノさんに
上演を依頼し録音したもの。40年くらい前に録音?
ジャワ語からインドネシア語、そして日本語になおして
「ラーマヤナの夕映え」(八幡山書房)にも収録されています。

“スマントリとスコスロノ”のお話に惚れ込んだ、
乾千恵さんがそれをもとに絵本の形に再話しました。
(スコスロノに惚れ込んだかな。。)

*ダラン(ワヤンの人形師のこと)
人形を一人で操り、物語を語ります。またガムランの演奏も同時に指揮したり。


入場料2500円。当日は3000円です。
上演演目
「ジャワ影絵芝居 スマントリ、スコスロノ兄弟の物語」
「影絵詩劇 天人の羽衣(ジャワ民話より)」

開演/15時(開場は14時30分、18時終演予定、途中休憩あり)
会場/日暮里サニーホール(JR・京成日暮里駅南口徒歩1分)
      荒川区東日暮里5-50-5 ホテルラングウッド4階
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wayang_2.jpg


********************************************
以下、中村伸さんの解説をコピペ。
(中村さんは旅行好きのライターで編集者で日本ワヤン協会の会員)

[解説]
最初の「スマントリ~」は、現地の人形師ダランが実際に上演していたときの音源をもとに、ジャワの影絵芝居をそのまま再現したもの。ジャワ語による語りを日本語訳して吹き込んであるので、ジャワの人形師ならではの独特の語り口や、ガムラン音楽と芝居とのからみ方、物語そのものの面白さまで楽しめるはずです。
音源は、1980~現在まで活躍している名人、キ・スティノによるもので、ラーマーヤナ物語のエピソードのひとつ。といっても、ラーマ王子やシーター姫、白猿の武将ハヌマーンら、日本でもちょっとは知られたキャラクターたちが生まれる前のエピソードで、魔王ラウォノ(ラーヴァナ)と、神の化身であるハルジュノソスロバフ王との対決を軸にした、今やほとんど上演されることのない演目です。スマントリ、スコスロノ兄弟は、そんな超人的な力を持つ王たちの戦いに、いわば凡夫の代表として巻き込まれていくのですが、はたしてどんな展開になるのか。
ジャワのワヤンがひとつのピークを迎えていた1980年代の名人の、ちょっとクドイけれども洒落たところのある語り口をお楽しみください。上演時間は1時間40分くらいです。
次の「天人の羽衣」は、主宰の松本亮による創作作品。物語は日本の羽衣伝説とも通ずるところがあり、ワヤンの上演形式を借りながら、音楽は琵琶を使うなどしています。たぶん、ちょっと不思議な影の踊りも入ります。こちらは1時間くらいの短い作品です。
********************************************


当日早川も絵本を売りに会場にお邪魔する予定〜!
イラストサインもするので。遊びにきてね。

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写真は早川の持っているスコスロノちゃん。

2011.10.31.4.jpg

上は、松本亮さんのお宅で以前写真に撮らせていただいたスマントリ。
;;;;;;

絵本にでてくる、王様(神様)ってひどい〜。兄ちゃん(スマントリ)どうなの??って
思った方は多いのでは?登場人物のこと掘り下げて知りたいかたは
同じく日本ワヤン協会の中辻 正 さんのブログをご覧ください。
ちょうどスマントリとスコスロノのこと、
また王様のことを取り上げて考察されてます。

木から落ちた猿 http://gatotkaca.exblog.jp/


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ジャワのワヤン・クリのトランプ/♤スペード [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

いよいよ、スペードのトランプ

“マハーバーラタ”のお話の、コラワ100王子側(アスティノ国)の登場人物が並んでいます。(血縁関係の、5人の王子と、100人の王子が戦うお話で、“バラタユダの戦争”)

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♠スペードA*Bisma/ビスモ(94)
:デウォブロトと名乗っていた若い頃、オムボという女の子に求婚される。結婚するつもりはないので断るが、うっかり殺してしまう。晩年、オムボの魂がスリカンディにやどり、ビスモはスリカンディに倒されてしまう。頭のグルグルは僧侶を象徴する帽子。アスティノ国の偉い人。

♠スペード2*Durmogati/ドゥルマガティ(167)
:コラワ100王子の一人。100人いる王子のやられキャラの一人。

♠スペード3*Kartamarma/カルトマルモ(168)
:コワラ100王子の一人。63番目の王子さまで、いつも出てくる定番キャラ。いろいろ悪さをして、最後ビモに倒される。

♠スペード4*Drestarastra/ダストロストロ(95 )
:ぐるんとした髪の毛が特徴のコワラ100王子のお父さん。
盲目のため、弟にアスティノ国の王位を譲る。しかし弟が早くに亡くなってしまい、弟の長男が成人するまで王位を代行する。が、王位を狙う自分の息子たちを押さえることができなかった。弟の息子たち(5人)と自分の息子たち(100人)の血みどろの争いがおこってしまう。

♠スペード5*Sengkuni/スンクニ(169)
:妹が、ダストロストロの妃であることを利用し、アスティノ国の宰相となる。ドゥルユドノ(100人の王子の長男)をたきつけ、パンダワ5王子との戦いを起こさせる。最後ウルクドロ(ビモ108)の爪に裂かれてしまう。右手が道化の手、左手がラクササの手の形をしている。

♠スペード6*Durna/ドルゥノ(146)
:パンダワ5王子、コラワ100王子、両方の武芸の師。両者で戦いが起こったあとに、コラワ側につき、パンダワ5王子を苦しめる。ビモの力を恐れ、「命の水」を探させる旅を命じたりする。(困難な旅の途中ビモが死んじゃうように仕組むのですが、、、、、、)

♠スペード7*Aswatama/アスウォトモ(148)
:ドルゥノの息子。パンダワ5王子と、コラワ100王子の戦いの終盤、パンダワの本陣を夜襲。(5王子は留守)スリカンディ、バヌワティたちを殺し、
パリクシト(赤ちゃん)も手にかけようとするが、パリクシトの護身用にアルジュノが置いていた矢をパリクシトが蹴っ飛ばし、その矢にあたって死んでしまう。

♠スペード8*Jayadrata/ジョヨドロト(Jayajatraジョヨジョトロ(158))
:ビモにそっくりさん。ビモに仕えることを願い、パンダワ5王子のいるところに向かう途中、スンクニばったり遭遇。
うまいこといわれて逆にコワラ100王子に使えることにしちゃう。アルジュノの息子アビマニュを倒すが、最後アルジュノの矢に倒れる。


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♠スペード9*Dursasana/ドゥルソソノ(164)
:コワラ100王子の2番目の王子。暴れん坊。ユディストロはドゥルユドノとサイコロ賭博をして負けてしまう。ユディストロのお妃ドルパディは、
ドゥルソソノに髪の毛をつかまれひきずられ辱められる。「ドゥルソソノの血で、髪を洗う時がくるまでは、わたくし髪を再び結い上げないワ!むき=』と
ドルパディからめちゃ恨まれ、後日そうされる。

♠スペード10*Burisrawa/ブリスロウォ(144)
:アルジュノの妻スムボドロがすきすき。でもアルジュノの力を借りた、スティアキに殺されちゃう。

♠スペードJ*Karuna/カルノ(152)
:クンティと太陽の神様との間の子供。パンダワ5王子と一緒に戦いたいが、コワラ100王子側に借りがあるため、
5王子たちと苦悩しつつ敵対する。とっても強くてかっこよい悲運の武将。最後アルジュノに敗れる。まるいかぶりものが特徴。

♠スペードQ*Lesmana Mandrakumara/レスモノモンドロクロモ
:ドゥルユドノの息子。100王子の中の道化的なキャラみたいで、気弱で、頭も弱い。最後もおばかな死に方をする。

♠スペードK*Suyudana/スユドノ/ドゥルユドノ(160)
:100王子の長男。戦いの最後ビモにやぶれる。マハーバーラタのお話的には悪役のボス。
お妃のバヌワティは、敵側5王子の一人アルジュノが大好き。戦いの最後アルジュノのもとに逃げてしまう。



ジャワのワヤン・クリが絵柄のトランプ。
インドネシアの空港の本屋さんなどで売られています。
日本円で600円くらい(意外と高い!)
同じ会社から、バリのワヤン、チルボンの木偶人形の絵柄トランプもある。
このトランプは、木箱に入っている物です。

*松本亮さんの著書「ワヤン人形図鑑」(めこん/現在絶版)を参考文献として、
早川が勝手に人形の紹介文を書きました。
( 「ワヤン人形図鑑」の番号を覚え書きにいれてます。)

このトランプを、絵本「スマントリとスコスロノ」のお話会や、
イベントにいらした方に一枚ずつ配れたらと思っています。

後日よりよいヘロヘロ解説になるように、人物の紹介記事の内容をそのつど変更予定。
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ジャワのワヤン・クリのトランプ/♡ハート  [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

ジャワのワヤン・クリが絵柄のトランプ。
インドネシアの空港の本屋さんなどで売られています。

インドの叙事詩、“マハーバーラタ”と“ラーマヤナ”が、ワヤン・クリの演目でよく演じられています。ジャワにお話が渡って、いろいろお話が膨らんだりしているそうです。
絵本『スマントリとスコスロノ』のお話は、“ラーマーヤナ”のお話の一部です。

ハートの絵柄は“マハーバーラタ”のパンダワ5王子側のの登場人物が並んでいます。(血縁関係の、5人の王子と、100人の王子が戦うお話。“バラタユダの戦争”)


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♡ハートA*Bima/ビモ<プロトセノ/ジャガラビロウォ/ウルクドロ/バユスト>(105)
:パンダワ5王子の一人。額のこぶ。尖った手の爪(ポンチョノコ)が目印。めちゃ強くてでかい。師匠のドゥルノにそそのかされ命の水を探しにいく“デウォ・ルチ”の演目も有名。

♡ハート2*Kresna/クレスノ(75)
:ウィスヌ神の化身。ワヤンの人気キャラの一人。ドロワティ国の王様で、パンダワ5王子を助け、一緒に戦う。おこると巨大なラクササにも変身しちゃうぞ。

♡ハート3*Nakula/ナクロ(137)
:パンダワ5王子の一人。サデウォと双子。ナクロとサデウォの双子は一卵性双生児。
お兄ちゃんたちのキャラがたちすぎていて?この双子は目立つ活躍しないみたい。

♡ハート4*Sadewa/サデウォ(138)
:パンダワ5王子で、ナクロと双子の兄弟。昨年ジャワに行った時に、この双子のミニワヤン人形をお土産に買いました。双子ってところが5兄弟の人形を舞台上に並べた時に、見た目にもちょうどいい案配なんだろうな〜と思う。

♡ハート 5*Srikandi/スリカンディ(121)
:気の強いお姫様。アルジュノの結婚式にでるが、よりによってアルジュノに一目惚れしてしまう。それからアルジュノに弓を教えてもうよう頼み、教えてもらっているうちに、ちゃっかり第2夫人になる。バラダユダでは弓を持ち戦場にでる。ビスモを倒す。

♡ハート6*Seta/セト(64)
:ウィトロ国の王様、マツウォパティの息子。マツウォパティは国を追われたパンダワ5兄弟を助けていく。強い武将だが、ビスモに倒される。

♡ハート7*Abimanyu/アビマニュ(131)
:アルジュノの息子。敵将ドゥルノと戦い破れる悲運の若者。一昨年、絵本見て喜んでくれた大学時代の先生からアビマニュのワヤン人形をいただいた。(先生のアトリエに飾ってあったそう。)この先生と、松本亮さんが不思議につながっていて、アビマニュはちょっと親近感がある登場人物です。世の中ほんとうに狭くて不思議です。


♡ハート8*Dresta Jumeno/ドルストジェムノ(85):ドルパティとスリカンディの弟。気の強い2人の姉ちゃんがいるけれど、負けずに勇敢な武将だが、ややうっかり者。
卑怯な手口でドゥルノを倒し、パンダワ5王子から批判される。後にドゥルノの息子に殺される。


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♡ハート9*Gatokaca/ガトコチョ(112)
:ビモの息子。空を自由に飛べて、強くて気のいい人気キャラ。日本だと金太郎みたいな感じ?どですか?
ガトコチョとコロブンドノ(ガトコチョのおじさん)のお話が、スマントリとスコスロノの二人の関係とよく似ている。かわいそうなコロブンドノ。

♡ハート10*Puntadewa/プントディウォ/ユディスティロ(103)
:アスティノ国のバンドゥの息子。コワラ5兄弟の長男。後年の名前がユディスティロ。沢山の名前を持っていワヤンの登場人物がいます。髪型のぐるんとしたのが特徴。戦いを好まず、高潔な人間として表現される。

♡ハート11*Arujuna/アルジュノ/ジャノコ/ダナンジョヨ(118)
:パンダワ5王子の3番目。かっこ良くて、強くて、女性にモテモテ。ウィスヌ神の化身。有名人気キャラの一人。お土産の、くるんとした武将の髪型をしたワヤンの図柄は、だいたいアルジュノ。昨年旅行した時も、切手のモチーフにアルジュノが使われていた。

♡ハート12*Kunti/クンティ(98)
:プントディウォ、ビモ、アルジュノのお母さん。もう一人の息子がカルノ。カルノは結婚前に太陽神との間に出来た子供。クンティの耳から生まれる。
カルノが、ワケあり敵側にいるのに心を痛める。かしこい女性。

♡ハート13*Pandu Dewanata/パンドゥ デウォノト (97)
:アスティノ国の王様。パンダワ5王子のお父さん。妻にクンティと、マドリムがいる。(マドリムは双子のナクロとサデワォのお母さん)
若くして死んでしまったことが、息子たちと、パンドゥの兄の息子たちとの争いの。きっかけになってしまった。死んじゃう理由が涙、、、、、、

ジョーカー*補足:道化たち道化たちは演目中主人公側のお供として登場します。一晩中演じられるワヤンの途中にゴロゴロという、道化たちが主役の時間があります。

*松本亮さんの著書「ワヤン人形図鑑」(めこん/現在絶版)を参考文献として、
早川が勝手に人形の紹介文を書きました。( 「ワヤン人形図鑑」の番号を覚え書きにいれてます。)

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ジャワのワヤン・クリのトランプ/♣クローバー [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

ジャワのワヤン・クリが絵柄のトランプ。
インドネシアの空港の本屋さんなどで売られています。“Toelen”
日本円で600円くらい(意外と高い!)
同じ会社(“Toelen”)から、バリのワヤン、チルボンの木偶人形の絵柄トランプも出ている。
このトランプは、木箱に入っている物です。

*松本亮さんの著書「ワヤン人形図鑑」(メコン/現在絶版)を参考文献として、
早川が勝手に人形の紹介文を書きました。適当に、個人的なこともくわえて書いています。間違っている箇所がありましたら、ご指摘ください。
( 「ワヤン人形図鑑」の番号を覚え書として添えています。)


クローバーの絵柄はラクササ(魔物、鬼)。魔物系のキャラがならんでいます。
(ラクササの国は、アルンコ国。)

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♣クローバーA*Indrajid/インドラジト(26):アルンコ国のラウォノの息子。お母さんはタリ(早川はタリさん好き。)とっても強い武将で。ロモを苦しめる。が、レスモノに倒される。

♣クローバー2*Yuyu Rumpung/ユユルンプン(62):アルンコ国ラウォノの配下のラクササ。かわいい〜エビガ二のラクササ。アノマンに倒される。

♣クローバー3*Sarpakenaka/サルポクノコ(28)
:アルンコ国ラウォノの妹。見た目通りのワルワル。サルポクノコは、森をさまよっているロモと、レスモノ、シントに出会い、レスモノ一目惚れしていいより断られ、ロモにもいいよった所、鼻を切り落とされてしまう。
おこったサルポクノコは兄ラウォノに、シントを奪うようすすめる。最後アノマンに倒される。

♣クローバー4*Sumali/スマリ(18)
:アルンコ国王。ラクササの姿だが、徳が高い。ワルワルのラクササだけではないのです。 苦行した印の肩掛け(スレンダン)をしている。娘はスケシ。

♣クローバー5*Kalamarica/コロマリチョ/<マリチョ(31)キダン・クンチョノ(32)チャキル(174)>
: ラウォノに忠実なラクササの一人。何にでも変身できる。シントをさらうために金色の鹿に化けたのもコロマリチョ。チャキルともよばれる。お土産屋さんにもこの下の歯が尖っているラクササの人形をよく見る。戦いの場面のやられキャラ。やられっぷりが見所でもあるみたい。早川が初めて買ったワヤンもチャキルがばけた、黄金の鹿。

♣クローバー6*Bukbis/ブビス
:ラウォノの息子の一人。いろいろあって、タリからシントが生まれたが、我が物にできなくやさぐれていた時期にできた息子の一人。「トペン・ゴンソ」という護符をもっている。この 「トペン・ゴンソ」を見た物はすべて焼けこげ灰になる。しかしメデューサのように、「トペン・ゴンソ」の力によってビブスも自分の魔力によって滅ぶことになる。

♣クローバー7*Kathaksini/カタクシニ
:ラウォノにつかえる海のラクササ。大きな口でなんでもパクパクしちゃう。アノマンがラウォノに捕まったシントの様子をさぐるため、アルンコ国に行く途中、アノマンを呑み込む。が、カタクニシの体の中でアノマンが巨大化してカタクニシはバラバラになり死んでしまう。実は魚の耳飾りがチャーミングな女の子。

♣クローバー8*Jambu Mangli/ジャンブマンリ(19)
:アルンコ国王のラクササ。いとこのスケシ(スマリの娘)が好き好き。スケシの婿選びの時に、集まる武将や王様と勝負して追い返す。(ジャンブマンリに勝てばスケシをお嫁さんにできることになってた。)息子の代理で嫁取りにきた、ウィスロウォとの勝負に負けスケシを奪われあげくに倒されてしまう。

WAYANG トランプ6.jpg

♣クローバー 9*Prahasta/ブラハスト(23)
:アルンコ国王スマリの息子で、アルンコ国の宰相。見た目は怖いが良いラクササ。
ラウォノのおじさんでもあり、ラウォノの傍若無人で非道な無茶ぶりを無駄とわかりつつ戒める。ロモとアルンコ国の戦いの時に、猿のアニロに倒される。

♣クローバー10*Kumbakarna/クンボカルノ(27)
:ウィスロウォとスケシの息子。ワヤンの人形の中で大きい人形。
半年眠り、半年起きている。兄のラウォノのひどい行動をなげき、いさめる。徳の高いラクササ。ロモとの戦いに嫌々ながら向き合うことになる。

♣クローバーJ*Dasamuka/ドソムコ /ラウォノ(24)
:ウィスロウォの息子。アルンコ国の王。ドムソコは10の顔という意味。神様も手につけられないラクササ。「スマントリとスコスロノ」にも出てくるラウォノです。
ウィスヌ神の妻ウィドワティに一目惚れし、それ以来ず〜と追い求める。不死身の力をもつが、最後ロモやアノマンによって倒される。

♣クローバーQ*Dewi Sukesi/スケシ(20)
:スマリの娘。“イルム・サストロ・ジェンドロ・ユニングラト”の意味を解き明かせる人と結婚したいと願う。それを説いたウィスロウォの妻になる。ラウォノ、クンボカルノ、サルポククノコ、ウィビソノの母。

♣クローバーK*Begawan Wisrawa/ウィスロウォ(21)
:ラウォノ、クンボカルノ、サルポククノコ、ウィビソノの父。 ロコポコ国の王位を息子にゆずり、修行に励んでいた高僧だった。アルンコ国のスケシと結婚したい息子の代理として、アルンコ国に行き、息子のために“イルム・サストロ・ジェンドロ・ユニングラト”の意味を解き明かす。しかしそれを良く思わないグル(めちゃ偉い神さま)が、スケシとウィスウォを惑わし結婚させてしまう。



*“イルム・サストロ・ジェンドロ・ユニングラト”『安寧と幸福についての智慧』のこと。仏教やヒンドゥー思想、それにジャワの神秘主義思想が組み合わさってできたらしいですが、、、
むずかしい。。。

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ジャワのワヤン・クリのトランプ/ダイヤ♢ [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

ジャワのワヤン・クリが絵柄のトランプ。
Toelen社(“principle character Javanese Wayang purwa”)

インドネシアの空港の本屋さんなどで売られています。
日本円で600円くらい(意外と高い!)
同じ会社から、バリのワヤン、チルボンの木偶人形の絵柄トランプもある。
このトランプは、木箱に入っている物です。


*松本亮さんの著書「ワヤン人形図鑑」(めこん/現在絶版)を参考文献として、
早川純子が“勝手”に人形の紹介文をヘロヘロ書きました。
数字は「ワヤン人形図鑑」の目次を覚え書きにつけています。

このトランプを、絵本「スマントリとスコスロノ」のお話会や、イベントにいらした方に配れたらと思っています。(前回バリのトランプを配った所、お客さんが意外におもしろがってくれたので。)

ダイヤの絵柄は、“ラーマヤナ”のお話の主な登場人物がならんでいます。
絵本の主人公のスマントリとスコスロノは残念ながらここには入っておりません。



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♢ダイヤ A*Wibisana/ウィビソノ(29) :ウィスロウォの息子。ラウォノの弟で、兄の非道ぶりを嘆き、批判する。 ロモとラウォノの戦いの時、ラウォノのそばを離れ、ロモの側につく。 ラウォノが倒された後、兄の代わりにアルンコ国をおさめる。

♢ダイヤ2*Kapi Permuja/カピ・プルムジョ:ロモを助ける、猿の軍の指揮官の一人。(この登場人物を知っている方は教えてください。) *ラーマーヤナの主人公のラーマとシータは、ジャワではロモとシント。

♢ダイヤ3*Dasarata/ドソロト(39):ロモのお父さん。天界の女神タリが妻だったが、ラウォノに奪われる。 その後、スコサルヨ、ケカイ、スミトロを妻にし、ラウォノへの復讐を誓う。ロモのお母さんがスコサルヨ。家族間のゴタゴタに疲れて病死する。

♢ダイヤ4*Jatayu/ジャタユ(47):ダンドゴの森でシントがラウォノにさらわれるの目撃。がんばってシントを助けようとするが、ぼこぼこにされ、ひん死の重傷。シントを探しにきたロモに、ラウォノにシントがさらわれたことを告げ死んじゃう。セムパティの弟。

♢ダイヤ5*Anggada/アンゴド(57):スバリのむすこ。お母さんは天女のトロ。ラウォノの妻タリのお姉さん。ロモを助けて戦い大活躍する。
お猿さんたちのワヤン人形、しっぽのデザイン処理が面白い。

♢ダイヤ6*Jembawan/ジュムバワン(60):スバリ、スグリウォと共に猿の姿になった、苦行僧。もとは人間。苦労続きの人生だったが、かれの娘が“マハーバーラタ”に出てくるクレスノ(ウィスヌ神の化身)と結婚することになりすこしむくわれる。(苦行に励んだキャラには肩掛けがかかっている。)

♢ダイヤ7*Hanila/アニロ:ロモを助け、ラウォノの叔父の心優しいプラハストを倒す。
ナロド神の血を引く。

♢ダイヤ8*Sugriwa/スグリウォ(55):もと人間。いろいろあって猿の姿になる。スバリと兄弟。ロモを助けるが、嫉妬深くてちょっと厄介。怪物退治の褒美として、天女(トロ)を妻にする。本当に退治したのは兄スバリだったが自分の手柄にしたのだ。そのことで後にスバリと争うことになる。



WAYANG トランプ2.jpg

♢ダイヤ9*Subali/スバリ(54):人間だったが、いろいろあり猿の姿になる。スグリウォと兄弟。スバリの力を恐れたラウォノが、「トロがスグリウォから酷い目にあっている」とスバリをそそのかしスグリウォからトロを奪わせる。おこったスグリウォはロモにスバリを殺させる。

♢ダイヤ10*Laksmana/ラクスマナ<レスモノ(48)>:ロモの弟。ロモと仲が良く、ロモに忠誠を尽くす。

♢ダイヤ11*Hanoman/ハヌマン <anomanアノマン(53)>:ロモを助ける。ラウォノからシントを救い出すため大活躍する。実はロモの息子でもある。母はアンジャニ。もと人間だったが、いろいろあって猿の姿になった。(スバリ、スグリウォが兄弟)

♢ダイヤ12*Sinta/シント(46):ラーマーヤナのヒロイン。ラウォノが追い求める、ウィスヌ神の妻、ウィドワティの化身。ロモとシントたちが森の中を放浪中、夫のロモが金色の鹿を追いかけてシントを一人にしたすきにラウォノにさらわれてしまう。(鹿はラウォノの手下のラクササ)

♢ダイヤ13*Prabu Rama/ロモ(45):ラーマーヤナの主人公。ウィスヌ神の化身。ラウォノを倒すために、絵本「スマントリとスコスロノ」のお話に出てくる、ハルジュノソスロバフ王に最初やどり、ラウォノと戦う。その死後、ロモの魂にやどり、ついにラウォノを倒す。

*Joker Panakawan ジョーカー/プノカワン(仲のいい仲間の意味)とよばれる。スマル(127)ガレン(128)ペトル(129)バゴン(130)
:ワヤンの主人公のお供でいつも登場する道化たち。スマルは本当は偉い神様。人間を見守るために醜い姿なっている。ペトル、ガレン、バゴンは息子。ペトルは歌がうまくおしゃべり。ガレンは足が悪く、皮肉屋。バゴンはお供にいたりいなかったりする。

*早川純子が勝手に書いた説明文ですので。かなりヘロヘロです。自分の感想も入れているし。
より詳しいことを知りたい方は、興味ある方は
松本亮さんの著書「ワヤン人形図鑑」(めこん/現在絶版)を
図書館、また古書店で探してみてください〜

現在ツイッターで(@sikatunohanga)毎日2つのキャラの紹介をつぶやいています。
よろしくどうぞ。
紹介文は、今後より良いヘロヘロになるように後日書き換えます。

またすぺーど、はーと、くろーばーは、ツイッターでのつぶやきの
進み具合にあわせて、ブログの方に掲載して行く予定でおります。
コメント(2) 

京都でハナジョスさんのワヤン。バナナの木 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

月末に京都に行ってきました。

ハナジョスさんのワヤンの公演が、堺町画廊であったのです。

この公演では、堺町画廊さんのお庭に生えている
バナナの木を切って使うと聞き、これは見に行かねばと!

(ジャワ島でのワヤンでは、バナナの幹を人形を固定する
舞台道具として使用されています。
日本では代用品として、わらを束ねた物などを利用。)

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ちょっと細身のバナナの木です。ハナジョスのローフィットさんがナタで使いやすいように
形を整えてました。
日本のワヤンでバナナを使うのなんて、初めて!と〜のこと。

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このように、ブスブスさすのです。
サクッと気持ちよくワヤン人形が刺さります。

2011.5.30.3.jpg

演目はビモがでてくるお話。

ハナジョスさん
http://hanajoss.net/
2011年5月29日(日)に京都、堺町画廊さんでの公演を見ました。
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ワヤンを題材にした蔵書票/「大海のビモ」 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]


年明けのグループ展で飾る作品の紹介その5
EX LIBRIS BOOK METRO  2011.1.12-1.26 
http://bookmetro.exblog.jp/

私はインドネシア、ジャワ島の
伝統芸能“ワヤン・クリ”(影絵芝居)のお話から5点作りました。

2010.12.27.5.jpg

「大海のビモ」
『“生命の水”を探す旅をそそのかされるビモ。途中でビモは幾度と殺されかけますが、大海で自
分にそっくりな姿の自分の中の神、“デウォ・ルチ”に出会い、
自己とはなにか?という教えを得ます。』
(マハーバーラタ)

バリ島の空港近くにこの話の白い大きな像がたってます。

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ワヤンを題材にした蔵書票/「大笑いするニウォトカウォチョ」 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

年明けのグループ展で飾る作品の紹介その4
EX LIBRIS BOOK METRO  2011.1.12-1.26 
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私はインドネシア、ジャワ島の
伝統芸能“ワヤン・クリ”(影絵芝居)のお話から5点作りました。

2010.12.27.4.jpg

「大笑いするニウォトカウォチョ」
『女神スプロボを嫁に求めて天界を大暴れするニウォトカウォチョ。
これに手のつけられない神々は、アルジュノに退治することを命じる。
わざと嫁になる振りをした女神スプロボに、ニウォトカウォチョは自分の急所が
“のどちんこ”であることを教えてしまう。
女神スプロボからアルジュノはこれを教わる。
アルジュノを返り討ちにしたと思いこみ、
大笑いした口の中にアルジュノから矢を打ち込まれる。』
(マハーバーラタ/アルジュノの饗宴より)

“アルジュノの饗宴”のお話をとりあげるのだったら、
アルジュノが修行中に7人の女神が誘惑にくる場面や
イノシシを取り合う場面かなあとは思いますが。。。

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ワヤンを題材にした蔵書票/「ゴロゴロタイム」 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

年明けのグループ展で飾る作品の紹介その3
EX LIBRIS BOOK METRO  2011.1.12-1.26 
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私はインドネシア、ジャワ島の
伝統芸能“ワヤン・クリ”(影絵芝居)のお話から5点作りました。

2010.12.27.3.jpg

「ゴロゴロタイム」
『道化たち。ワヤンの主人公側にいつも出てきます。
一晩演じられるワヤンの真夜中頃、
“ゴロゴロ”という道化が主役の特別タイムがあるそうです。
でっぷり太ったスマルは本当は偉い神様。人間を見守るために醜い姿で地上にいます。
目のくりくりしているのはスマルの息子の一人ガレン。
背の高いペトルはおしゃべりで歌がうまい。』

インドネシア(バリなど)のお土産屋さんや街角の落書きなどで見かけます。
人々に愛されているのがわかります。
スマルには、スマルの似ているバゴンという息子がもう一人います。

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ワヤンを題材にした蔵書票/「鹿とロモ」 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

ワヤンを題材にした蔵書票/「鹿とロマ」

年明けのグループ展で飾る作品の紹介その2
EX LIBRIS BOOK METRO  2011.1.12-1.26 
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私はインドネシア、ジャワ島の
伝統芸能“ワヤン・クリ”(影絵芝居)のお話から5点作りました。

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「鹿とロモ」
『森の中で黄金の鹿と出会うロモとシントたち。
ロモが鹿を追いかけているすきに、魔王ラウォノがシントをさらってしまう。
実は鹿はラウォノの部下の魔物の変身だったのだ。』


補足 
絵本「スマントリとスコスロノ」に出てくる王様と王妃が
次に転生した姿がロモとシントになります。
(ウィスヌ神、その妃の魂がそれぞれに宿っています。)
神々には退治できないラウォノを倒すために、ウィスヌ神が人間に転生した姿。
ロモに転生し、ついにラウォノを倒します。
また、魔王ラウォノはにウィスヌ神の妃に惚れ込んでいて、
彼女を追い求めつづけているる設定があります。

ジャワのワヤンのラーマヤナのお話は、全体が3つに分かれているそうです。
*ラウォノの誕生秘話のお話。
*絵本「スマントリとスコスロノ」に出てきた王様のお話。
*ロモとシントの(ラーマとシータ)のお話。

ややこしいですね。
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ワヤンを題材にした蔵書票/「鳥とうたうスコスロノ」 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

年明けのグループ展で飾る作品の紹介その1
EX LIBRIS BOOK METRO  2011.1.12-1.26 
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私はインドネシア、ジャワ島の
伝統芸能“ワヤン・クリ”(影絵芝居)のお話から5点作りました。

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「鳥とうたうスコスロノ」
醜い姿のためスコスロノは生まれてすぐに谷底に捨てられる。
心やさしいスコスロノのは森の中の生き物と話すことができ、
また不思議な力を身につける。
双子の兄は正反対の美丈夫。スコスロノは、兄の窮地を幾度も救うが、、、、、、

(詳しくは絵本「スマントリとスコスロノ」をご覧ください。福音館書店より
ラーマーヤナからのお話です。)

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乾杯。スマントリとスコスロノ [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

今年6月にでた絵本「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(福音館書店)の
作家の乾千恵さんが先週東京にいらしていたのです。
くわしくは、9月24日の記事をご覧ください。


9月17日

ポレポレ坐(中野)に8時に集合。
そこで今回の絵本の乾杯をする予定でした。

千恵さんの体調がよければ、その前に
表参道にあるクレヨンハウス、また原画展をした
ビリケンギャラリーを回ってみたいとの事を聞き、
昨日は別れたのでした。

私にとってもこれは願っていた事だったので嬉しかった。

この日はちょうど表参道でアルバイト。
夜6時頃終わるので、動けるようでしたら連絡ください〜と
ご一緒しますと約束していた。
千恵さんの体調が大丈夫でも時間的に
2カ所回るのは無理だよな〜と心配しつつ
仕事を終えて携帯をみると留守電が入っていた。
これからクレヨンハウスに向かうとの事。
千恵さんの精神力のすごさに脱帽。
昨日の公演から受けたパワーのおかげだなあ。。。

早速、夏に雑誌「クーヨン」で
この絵本を紹介してくださった
編集者Aさんに連絡し、クレヨンハウスで
お店の方と一緒にまったり待つ。
たどり着けるかしら?と、お店の外にでると
千恵さんがお母様と共に来ました。よかった。
お店の方や、Aさんと千恵さんが店内をグルグル。

次の目的地。ビリケンギャラリーにタクシーでむかう。
ギャラリーの前で編集者の石田さんとも合流できた。

ビリケンギャラリーに
乾さんが訪れてくれて、本当に嬉しかった。

ギャラリーのミミ子さん、秦さんにも会って頂けたことも。
(ここは絵本の出版社。“ビリケン出版”でもあるのです。)

またちょうど友人の田中清代さんが居合わせてくれて
感慨深かったです。
私の中での、スマントリでグルリと繋がっている
人たちが集まっていたのです。

その後、乾さんと千恵さん、石田さんと
タクシーで渋谷駅にき、電車にのって
ポレポレ坐のカフェにたどり着く。

そこで斎藤徹さんたちと合流。
千恵さんや、斎藤さんたち曰く
“二つのオンバク・ヒタム”の乾杯となったのでした。

この打ち上げの様子はぜひ斎藤徹さんのブログ。
また瀬尾高志さんのブログでぜひご堪能ください。(9月18日の記事です。)
楽しかった!ありがとうございました。

斎藤徹さんのブログ
http://web.mac.com/travessia115/tetsu/tetsus_Blog/tetsus_Blog.html

瀬尾高志さんのブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/anabiosisofjazz/


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国立天文台とオンバクヒタム [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

先週はいろいろモリモリでした。
絵本「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(福音館書店)でご一緒した
作家、乾千恵さんが東京にきていたのです。
その翌日に絵本の打ち上げもありました。

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水曜日(9月16日)

国立天文台(東京/三鷹市)に伺いました。

09.09.16.3.jpg

昨年末、“君もガリレオプロジェクト”の説明会でお世話になった
天文台のA氏に「宇宙の絵本出来ました!おならで月にいく、、、、、、お話ですが。」と
『どんぐりロケット』を見ていただくためです。
昨年作った望遠鏡で月を見ながら描くぞ〜と意気込んでいたものの、
結局かぐやの映像を見たり、
月を普通に眺めつつ描き終わってしまいました。うう。。

09.09.16.1.jpg

お忙しいなか天文台の中にある「星と森の絵本の家」で
A氏から、館長さんまたスタッフの方を紹介して頂きつつ
「どんぐりロケット」を見て頂く。(クラフトも!)
A先生、みなさまお忙しい中
ありがとうございました!

“絵本の家”は以前天文台の方たちが暮らしていた民家を
解体、復元して今年の七夕にオープン。

三鷹市星と森と絵本の家
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/

星や宇宙の関係の絵本ばかりかなあ〜と勝手に思ってましたが、
普通の図書館と同じく、さまざまな絵本が置かれていました。
現在は「月」をテーマにした絵本を
展示室で紹介。

09.09.16.2.jpg

近所の子供たちがのんびりと絵本を
読んだり遊んでいます。
木造の民家なのでゆったりします。

ここでおすすめなのは
武蔵美の学生たちが作った手作り絵本です。
建物を解体して復元した過程を
絵本の形にまとめてあるのですが、これがとっても面白い!
へ〜こんな形で出来ていくんだと。わかりやすい内容になっています。
造本も贅沢です。
大工さんと学生達の交流も興味深く読めました。
時間があれば、学生たちの引き継ぎノートを読みたかった。
(その日の大工さんの作業を書き綴ったもので、これまた魅力的でした。
つぎに遊びに行くと時に読もう〜)
ぜひご覧ください。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

夕方、三鷹から高円寺に移動。
乾千恵さんから面白いよ〜と誘われて
座・高円寺での公演、
“オンバクヒタム”を観に行く。
マレー語で“黒潮”という意味だそうです。
乾さんは体調が最悪な中、この公演のために東京に出てきたのです。

オンバク・ヒタム(もう一つの黒潮)
出演:コントラバストリオ・ヒツジ(齋藤徹、瀬尾高志、内山和重)
箏カルテット・螺鈿隊(市川慎・梶ヶ野亜生・小林真由子・山野安珠美)
田中泯(ダンス)

田中泯さんの動きにつれられるように
黒潮にのって南に南に〜そしてまたグルット帰ってくる、、、
最初の音から波に揺られていく感じ。

初めて乾千恵さんとお会いしたのも
斎藤徹さんの公演ででした。
昨年3月末に、中野のポレポレ座で行われた“七つのピアソラ”
http://web.mac.com/travessia115/site/Welcome.html

今回絵本が出来上がって、やっとお会いできるのが
また斎藤徹さんの公演会場で。というのは感慨深い物があります。
(当たり前といえばそうなのですが、、、、、、)
今回も前回と同じく幸運にも開演前に
千恵さんとまた千恵さんのお母様とお話する事が出来ました。
最初会ったときもなぜかぽっかりその時だけ空間が開いていて、、、
千恵さんを独り占めしてお話できたのです。面白いなあ。

終演後もお客さんのすごい熱気です。
余韻を楽しんでいるのか、ロビーは人でいっぱいです。
編集者の石田さんとも合流して
乾さんたちと少しおしゃべりし、
翌日の絵本の打ち上げ楽しみですね〜と
この日はお別れしたのでした。

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山からきたふたご スマントリとスコスロノ/その9 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

09.06.24.jpg
仕事場にいるワヤン。

左からスコスロノ、シカ(キダン・クンチョノ)、ロモ(ラーマ)。
取材旅行の時に私の所に来たワヤンたちです。

当時の旅行日記を今更ですがあげました。
http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/archive/200607-1
もうすこしちょこちょこ書き込んで、読みやすくできたらと思います。

なぜこの3体を持って帰ったかというと、
旅行ではスコスロノとスマントリがあれば欲しいなあ、、、と思ってました。
でもみつからず、旅の最後に
スコスロノはスコスロノらしく私のところに来てくれました。(と私は思っています。)

ロモ(ラーマ)は“スマントリとスコスロノ”のお話の関係者なので手に取りました。
“スマントリとスコスロノ”は、ジャワのワヤンのラーマヤナの長い長いお話の中の一部。
ハルジュノソスロ王は後にロモ(ラーマ)に転生して、
そこでまたラウォノと対峙することになるのです。

鹿はキャラクターとして好きなのでふらりと手にしてしまったのですが、
このシカ、ロモを森の中で惑わすラクササのキダン・クンチョノが変身した姿だそうです。
なかなか絵本のラフなど描けなかった時、この2つのワヤンを見たりしてました。


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明日の日曜美術館、など。 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

明日、21日のNHKの日曜美術館で、
版画家の清宮質文さんが取り上げられます。
(はじめて取り上げられるとのこと。これもびっくり。)

縁がある方として、「山からきたふたごスマントリとスコスロノ」の監修をされた、
松本亮さんもインタビューされたとのこと。
(また多摩美術大学在学中に、お世話になった先生が、
同じく出るかもということを不思議な形で知りました。
おもしろいです、、、、
こちらはいつかバッタリ運のカテゴリーでご紹介できたらなあ。と思います。)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
風木一人さんの新作絵本。
「たいようまつり」(絵・西村敏雄 イースト・プレス)の
原画展が開催中です。

2009年6月18日(木)~6月27日(土)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)
日・月休廊  入場無料
会場 Gallery & books ヴァリエテ本六 
文京区本郷6-25-14 Tel. 03-3811-7466
東大の前です。

詳しくは風木一人さんのサイトでどうぞ。
http://www.geocities.jp/kzk227/index.html

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

先日、「はやくちこぶた」の瑞雲舎さんに遊びにいきました。
サインをいっぱい描いてきました。
その一部がクレヨンハウス(渋谷)に昨日から並びました。
ユーモア絵本 サイン本大集合!のコーナーにあるそうです。
http://www.crayonhouse.co.jp/home/event0906.htm
もしみかけましたらぜひ。


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山からきたふたご スマントリとスコスロノ/その8 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

できた。できた。できました。

先週の金曜日に出来た絵本の見本をいただく。
なんか、思ったよりかなり軽い。
いつも思うのことですが、今回は特に。
あんなにページ数が多かったのに、出来上がると薄い感じ。

本屋さんには10日に配本予定です。
この絵本が置かれる予定の本屋さんでは
週末には並ぶかなあ、、、、
いつもながら、絵本なので
大きい書店さんでないとないかなあ。

ぜひ見かけましたらパラリと!
そして気に入りましたらご購入を!お願いいたします〜。

同時にチラシも出来ています。
3種類のチラシ。(裏表2種類で、組み合わせで3種類になってます。)
こちらもどこかで見かけましたらよろしくどうぞ。

週末のラ・ママでのワヤンのイベントに行きました。
今までこの絵本を作る上でいろいろお世話になった、
松本亮氏をはじめ、ワヤン協会の方たちなどに
改めてお会いし、おしゃべりできました。
本当にありがとうございました!

また、ブログをみて見守っていてくださった方を含め、
いろいろ今回はいつも以上に
たくさんの方に助けられたり、迷惑をかけてしまったなあと。
ようやく本の形になりました。
改めて感謝またお礼申し上げます〜!


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ワヤンのイベント [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

松本亮氏関連のワヤンのイベントが開催中です。

******************************
東京家政大博物館で、現在常設展で展示。
一昨年の展示に比べると小粒な展示ですが、見応えありです。
詳しくは、東京家政大学博物館から
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/index.html

「夢幻ワヤン小展示会-松本亮コレクションより」
平成21年 2/26(木)~ 21年 6/30(火)
平成21年 7/13(月)~ 22年 2月中旬

@@イベント@@
松本亮氏のギャラリートーク
09年6月10日 14:30〜(一時間程度)場所/4階常設展示会場

ワヤン・クリ実演(アルジュノの饗宴)
09年9月26日 14:00〜16:00
場所/東京家政大学内 120周年記念館1階ホールにて

*********************************

09年6月6日
毎年恒例のラ・ママでのオールナイトワヤン
25周年だそうです。

今年は影絵詩劇“海が見たい”(約一時間)のあと、
パリクシトの誕生(マハーバーラタより/7時間)

会場20:30/開演21:00/終了5:00
前売り、電話予約 3.000円(1ドリンク付き)/当日3.500(1ドリンク付き)
問い合わせ、予約は日本ワヤン協会、またはラ・ママまで。
 
日本ワヤン協会
http://www.kt.rim.or.jp/~banuwati/
ラ・ママ(渋谷、道玄坂)
http://www.lamama.net/welcome.html

皆さん終電で帰ったり、終電でやってきたり。
うたた寝しながらの見るという感じ。
お腹がすくので、おにぎりやおやつ等
バックに入れておくのをおすすめ!!です。
座布団(まくら)や、冷房対策に一枚羽織るものがあると安心です。
*********************************
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山からきたふたご スマントリとスコスロノ/その7 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

この週進行報告です。

月曜日
午後、再校正が届いた知らせをうけて福音館まで駆けつける。
よかった!気になるところはありましたが、
初校よりうれしく出来上がっていました。

夕方デザイナーさんに、校正刷りを持っていくので、
とりあえず、カッターで切る作業を手伝う。
(ぎりぎり進行なので、前回と同じく、翌日もどすのです。)
カッターで切りながら、自分の気になるところ見る。
編集者さんは文章をもう一度さらっています。
この再校正も、明日着で乾さんのもとに行き、最後の文章の詰めをするのです。

夕方原画をもってデザイナーさんのところに。原画が結構な荷物。
ざっとデザイナーさんが見て、さくっとチエック。話し合う。
デザイナーさんも指摘している所と重複していましたが、
私も絵で気になるところを箇条書きにしたメモを渡す。

前回と同じく、これからデザイナーさんが改めて見直し、
校正紙に指示を書き込みます。

09.05.18.1.jpg
09.05.12.2.jpg

火曜日
午前中用事を済まして、午後福音館に。
昨日切れなかった、自分の分の校正紙を切って、もう一度見直す。
夕方編集者さんとデザイナーさんのところにいく。
印刷の方が校正紙と原画を引き取りにくるのです。、
一緒に印刷会社まで送ってもらい、分かれる。
文字部分はこれからまた軽く出力したものがでて、最終チェックがあるのですが、
絵の方はこれで終わり。今回の絵本は本当にデザイナーさんの力があってこそ。
白石さんと坂本さんありがとうございました!(まだできていないけれど、、)

チラシの原稿もたしかこの日に入校。ぎりぎりで欲張った形。
印刷会社さん、ありがとうございます〜。

なんか気持ちがパーと晴れやかな感じ。帰って次の絵本の準備のまとめ。

水曜日
午前中と用事をすまして、午後は次の絵本の文章の打ち合わせ。
ラフはすでにできていて描き始めなきゃいけないのですが、、、、、、
これから5月〜6月はこちらに注力です。ちょとボケ〜としてしまいした。

木曜日
夜にチラシの校正刷りがでたので、受け取る。はやい!
いいものを作っていただけました。気長に配らなければ!
(結局、表面、裏面が2種類つくってもらい、
組み合わせの違いで、3種類のチラシになります。)
09.05.18.3.jpg
09.05,18.4.jpg
(上が表で、下の画像が裏面です。)

金曜日
東京家政大学に行く。学芸員のTさんに、一息ついた報告をする。
現在、家政大博物館で、ワヤンの常設展示をしているのです。
(いろいろイベントがあるので、ぜひ。)
そのあとぐるりとして、
7月に原画展をさせていただくビリケンギャラリーによったり。
(詳しくはサイトで)

おかげさまで、
ようやくまとめ山脈も終わり、後は出来上がるを待つだけになりました!
ありがとうございまーす。


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山からきたふたご スマントリとスコスロノ・その6 [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

この週の早川から見た
ムニャムニャ進行状態報告。

月曜日の午後、初校が予定通り届いたという知らせ。
加筆するイラストがあるので、
その原画の受け取りもかねて、福音館に早く見たい!とダッシュ。
編集のIさんは既にカッターで切り切り作業に没頭。
おお〜。ここまで来たんだなあと大きな校正紙を眺めながら
とりあえず自分の分の校正紙をカッターで切る。
(初校はウ〜〜ン、、、というところでしょうか。)

夕方、デザイナーさんの所に行くので、人数分の校正紙を切って、本の形にするのです。
(4人分ですね。乾さんと私と編集者さんとデザイナーさんの分。
私は自分の分しか切らなかったけど。)
ページ数が多いんだなあ、、、やっぱりと改めて実感しました。
デザイン事務所に、原画と初校を持って行くのについていく。

火曜日
午前中は加筆する部分の作業。
修正した原稿をもって、昼過ぎ福音館に。

乾さんは、昨晩送られ、午後届いたばかりの初校を
猛スピードでチェックしてる模様。
文章の直しや、移動などちょこちょこあるようなので、
大変そうです。

夕方初校を戻す時に、デザイナーさんと印刷会社さんの打ち合わせ。
私も見学で編集者さんに付いて行く。いろいろためになるなあ。

木曜日はむにゃむにゃありましたが、
連休がある次の週に、再校正と表紙の色校が出るようなので、
それまでワクワク待ちです。
原画より良い絵が出てくれると嬉しいなあ。
楽しみです。


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